創域理工学部(建築・先化・電電・航空宇宙・社基工)第1問(2)(b)の問題文全文
\(1\) 個のさいころを \(2\) 回続けて投げるとき\(,\) \(1\) 回目に出た目を \(a\)\(,\) \(2\) 回目に出た目を \(b\) とおく. \(x\geqq 0\) に対して\(,\) 関数 \(f(x)\) を
で定める. \(f(x)\) の極大値が \(1\) 以上となる確率は \(\displaystyle \frac{~\fbox{$\hskip0.4emテ\hskip0.4em\Rule{0pt}{0.4em}{0.4em}$}~}{~\fbox{$\hskip0.4emトナ\hskip0.4em\Rule{0pt}{0.4em}{0.4em}$}~}\) である.
解答〜 \(a\) と \(b\) は対等であることを利用〜
\(a>0,~b>0,~x\geqq 0\) より\(,\)
であるから\(,\) \(a-x\) の符号と \(f^{\prime}(x)\) の符号は一致する. よって\(,\) 増減表は以下のようになる.
増減表より\(,\) 極大値は
であり\(,\) 極大値は \(1\) 以上であるから\(,\)
\(a\) と \(b\) は対等であるから\(,\) \(a>b\) となる確率と \(a<b\) となる確率は等しい. よって\(,\) 求める確率は\(,\)
\(a\) と \(b\) は与えられている条件に何も差がありません. このことを \(a\) と \(b\) は対等であるといいます. \(a<b,~a>b,~a=b\) の \(3\) 種類の関係がありますが\(,\) \(a=b\) となるのは\(,\)
の \(6\) 通りで\(,\) \(a<b\) と \(a>b\) は残りの \(30\) 通りを均等に分けた \(15\) 通りずつとなります.
テ:7 ト:1 ナ:2
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